「条件」が違っても、「結果」が違っても

アレクサンダー•テクニークの学校で久しぶりのレッスンでした。

今回は仕事中にパソコンに向かう時の身体の使い方を探求したく臨みました。

スタジオと違って職場だとどうしても緊張してしまう>_<！

というのが私の問題の本質だったのですが、スタジオ内で先生と一緒に頭と脊椎の自由さに働きかけながらパソコンに向かってみるという実験をするうちに、スタジオと仕事では確かに「環境」は違ってもそこにいる「自分」は同じようにアレクサンダーのプランを実践できるはずだということに改めて気がつきました。

もちろん環境が違い、条件が違う中では同じような「結果」を得るのは難しいきもしれません。けれど、アレクサンダー氏が戒めているように「結果」にばかりとらわれてしまうと、自分の身体の使い方を結局邪魔してしまいます。

そうではなくて、スタジオと仕事場ではもちろん違う結果になるはずだということをむしろ受け入れて、どんな結果になるかを実験精神で探求してみることこそアレクサンダー•テクニークの実践であると改めて思い出しました(^^;;

自分で「おお！」といういい結果を掴むと、ついその結果をいつでも何度でも再現できることこそが技術だと思い込んでしまう。。。分かっていたはずなのに、「いい結果への誘惑」はすごいですね(￣O￣;)

楽器の演奏でも、普段より上手にリップスラーが吹けたり、もちろん嬉しい結果は嬉しい結果としてしっかり味わう、その響きを楽しむことが自分のモチベーションにつながるという意味でも大切です。けれど、いい結果のあとを追いかけ過ぎないこと。同じ結果を再現しようと躍起にならないことも大切なことだと思います。アレクサンダー・テクニークのレッスンでは自分の無意識の「習慣」が、動きの自由さを妨げていることに気づかされることがとても多いのですが、「結果」も「習慣」に負けず劣らず、自由な動きを邪魔することがあるようです。。。

久しぶりのレッスンは復習でした！！

またのんびり探求していきたいと思います^_^