股関節を思い出そう♪
前回、テューバを吹く時、股関節を固めないで自由にしてあげるととてもよい効果があるとお伝えしました。
そんなとても大きな影響がある股関節ですが「現代人が一番忘れている関節」なんて言われるくらい、日常の意識から抜けやすい部位です。ちょっと探求してみましょう。
まずは股関節の「位置」を見つけてみます。変な説明で申し訳ないのですが…立ち上がってビートたけしの「コマネチ!!」のラインを触ってみましょう。
脚の付け根に当たる部分、ここから脚は動けます。脚を上に持ち上げたり、後ろに蹴り出してみたり、遊んでみてください。動ける関節の位置がはっきりすると思います。ただし、あまり一生懸命に「探そう!」としないように。それも緊張の引き金です。探さなくてもちゃんと関節は存在しています。そこにあることを「思い出す」くらいがコツです。また、「関節動け!」というような命令にはならないように。「動きを許す」ようにしてください。
位置を確認したら椅子に座ります。まっすぐに座ったら、股関節の位置から身体をゆーっくり前側に傾けてみます。
どうですか?
股関節が固まらずに、自由に動きながら前に傾けられましたか?ちゃんとやらなきゃという心配はいりません。固まったという人はそのことに「気づく」だけでも十分です。
同じようにゆーっくりと後ろにも寄りかかってみます。今度はどうでしょう?
遊びながら股関節の位置と動きを確かめてみてください。
股関節の動きに気がついてきたら、今度は楽器を持って、頭の中で「股関節の動きを許してあげよう」と自分にお願いするつもりで指示を出しながら楽器を吹いてみましょう。
どうでしたか?
楽に息を吐けたり、いつもより豊かに音が響くことに気がつかれたのではないでしょうか?
股関節の動きと仲良くなれるよういろいろ試しながらさらに遊んでみてくださいね^_^
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