本当は楽しい(?)練習のハナシ_前半

突然ですが、皆さんは楽器の練習はお好きですか?
今回は「練習なんかきらいー」という方にぜひお付き合い頂きたいなと思います(^_^)

楽器の練習って、確かにとっっても大変です。アマチュアでも毎週末は練習したいし、本当は毎日だって練習しなきゃと思われるはず。その上少し本格的に習い始めるとレッスン代もかかります。
お金も時間も必要になりますから、もしあなたが映画や舞台観劇、旅行や食べ歩きも大好きな人だったりすると大変(!)ですね。いろいろなことを「我慢して」練習しなくてはいけません…。

何しろ私が上に挙げた通りの人間でした。やりたいことを「我慢して」毎日欠かさず練習し、練習後はその日と次回の「反省」、「目標」を一生懸命ノートにまとめていました。
あなたがもし私のように「我慢して」練習していて、それで「練習きらい」という人なら、ぜひ考えてみてもらいたいことがあります。

もし練習が嫌いなら、あなたはどうして練習しているのでしょう??

これは実は私がアレクサンダーを習い始めたばかりの頃に先生に問われた質問です。

「そんなに練習しているんだから練習が好きなのかと思ったけど??」
というのが先生の答え。

これではまるで禅問答なのですが、アレクサンダーのレッスンでは時折とても禅的な言葉が交わされます。
私達がしばしば「自分らしさ」や「信念」と呼びならわしているものは実は過去の自分の重ねた「習慣」で、いつでも「今ここで」見直しができるものです。レッスンでは身体の使い方だけでなく、思考の「習慣」も見直しを迫られるのですね。

私はこの問い掛けから沢山のことに改めて気付かされました。
こういう質問には正解はありません。正しい答えが何かということより、自分がどんな答えを見つけられるかを「考える」ことが大切です。

皆さんの答えはいかがでしょうか?

次回、もう少し続きます^^

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