思い出したい脊椎の長さ!_前半

大きな楽器であるテューバは、マウスピースを「自分の口に持ってくる」ところに難しさがあります。

軽く小さい管楽器の場合は、楽器を腕で持ち上げて、自分の口に持ってくることそれ自体はそれほど難しくないと思いますが、重いテューバの場合はかなり大変。
そしてマウスピースを口に持ってくることが難しい時、テューバの場合はむしろ「自分の口を楽器の方に持って行く」ことになると思うのですが、ここで要注意!
マウスピースに口を持って行く時、マウスピースの高さに口の高さを合わせる時、ついつい自分の首を縮めて、頭を押し下げてしまっていないでしょうか?

アレクサンダーのレッスンを受け始めた頃の私は何度もここで捕まっていました。。。(>_<)
これから音を出そう!というその瞬間、テューバの場合は既に首を縮めて頭を押し下げる動きが起こりがちですが、身体の機能を最大限に活かすためには、ここでもやはり頭と脊椎の関係を大切にする必要があります。

首を縮めず自由に、頭は前に上に動けるようにしてあげたいのですね。

そのためには音を出すまでの自分の「身体の使い方」やテューバの構え方を少し見直すことが効果的。いくつか方法が考えられるので、今後紹介していきたいと思うのですが、その前にまず、今回ぜひ覚えておいて頂きたいのがそもそもの私達の身体の「長さ」。

椅子に座ってテューバを構えるとつい忘れがちですが、身体を縮めないために、まず身体の長さを知っておきたいのです。

私達の頭から、椅子に触れるお尻までを構成している太くて強い骨の柱が脊椎ですが、さてこの脊椎、どのくらいの長さがあるかご存知でしょうか?実際に長さを測ることは出来ませんが、そのパーツの作りを知ることで、サイズをイメージ出来ると思います。

そこで問題(^_^)

脊椎は何個の骨(椎骨)から出来ているのでしょうか?

次回に続けたいと思うので、知らなかった方はこの機会にぜひ調べてみて下さいね!

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