思い出したい脊椎の長さ!_後半
テューバを吹くとき、ついつい楽器に自分の身体を合わせようとして、自分の胴体を小さく縮めてしまう。
重たく、軽々とは動かしにくいテューバであるからこそ、こういうことが起こりやすいと思います。自分を縮めずに吹くために、まずは自分の実際のサイズをしっかり思い出してみましょう。
前回の記事の最後のクイズ、答えを考えて下さったでしょうか(^_^)?
脊椎を構成しているパーツの数。
正解はずばり、26個です!
首を構成している頸椎は7つ
胴体を構成している胸椎は12個
腰を構成している腰椎は5つ
そして腰椎に続いて仙骨と尾骨といつ2つの骨があり、全てを足しあわせると26個!!(但し、仙骨、尾骨をそれぞれさらに細かく分割して数える考え方もあります。)
脊椎は26のパーツから出来ているのです。
さて、正解を聞いてどのように感じられたでしょうか?
思ったよりずっとたくさんの骨があることに驚かれたのではないでしょうか(^^)
「脊椎」と一言で呼ぶ部位もとてもたくさんの骨が集まって出来ています。脊椎は実はとっても長いのですね。
ではこの長さを念頭に置きつつ、、胴体や首を縮めないでテューバを吹くには具体的にどんなプランがあるでしょうか?
1.自分の座っているところに楽器を持ってくる
もし、あなたにとってテューバがあまりに重すぎなければ、これは一番シンプルな方法でしょう(^_^)
首が楽で頭が自由に動けることを思いながら、楽器のマウスピースを自分の方へ持ってくる。もし、あなたがテューバのスタンドを使っているなら、スタンドの高さを調整して自分の身体を縮めないでテューバを吹ける位置を見つけてみましょう。
2. 股関節から動いて、自分をテューバの方に近づける
大きなサイズのテューバや、スタンドを使っている方はこちらがより適しているかもしれません。
気をつけて欲しいのは首を突き出して、マウスピースを口でお迎えするようなフォームをとらないこと。首を前に突き出さなくても、股関節からゆっくり動いてやればマウスピースまで口を持って行くことができます。
2つの方法を組み合わせても良いでしょう。どちらのやり方でも大切なのは脊椎の長さを保つこと。そのために
頭が繊細に動いて身体全部がついていく
ことを自分にお願いしながら試してみてください(^_^)
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