まずはやりたいことを明確に!


今、私が訓練を受けている学校BODYCHANCEに、アメリカのアレクサンダー教師、キャシー先生がいらっしゃっています。

キャシー先生は世界的にも大変高名なアレクサンダー教師で、ご自身は女優としてのバックグラウンドをお持ちなのですが、管楽器や弦楽器の演奏やアスリートのトレーニング等にも幅広くレッスンを提供できる素晴らしい先生です(^_^)

私も初めてのレッスンを受けるのを楽しみにしていました。

今回から数回に分けて、テューバの演奏についてキャシー先生から学んだアイデアを紹介させて頂きます☆

今回私が探求したかったテーマが、発音の時の「舌の使い方」でした。
いわゆるタンギングのことではありません。

発音の直前、一瞬「舌を堅く固める」という自分の反応をどう回避したらよいのかという探求です。
まぐれ当たりのように舌を固めず楽にリラックスした状態で発音できた時はとても明るく豊かな音色で演奏できるのが分かるのですが、舌を固めることは私の殆ど無意識の癖になっていて、どうしたら固めずに音を出せるのかが分からないことが悩みでした(×_×)

「舌を固めるという自分の反応を回避するにはどう身体を使ったら良いのかヒントが欲しい。アレクサンダーのアイデアからこの問題を探求したいと思っています」

私のリクエストを受けて、キャシー先生は早速私の演奏をみてくださいました。

先生からは一言
「息をどうやって吐こうと思ってる?」
という問いかけ。テューバを吹いている私の様子を目と耳で観察された先生は、まずは私が何をしようとしているのか(先生に対してだけでなく私自身にも)明確にすることを要求されました。

何をしたいのか明確にすること。当たり前のようですが、アレクサンダーのレッスンではとても重要なことなのです。

次回に続きます(^_^)


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