身体の仕事を明確に!

キャシー先生のレッスン体験記録。
前回からの続きです♪

私のテューバの演奏を聞いたキャシー先生の第一声は
「息をどうやって吐こうと思ってる?」
という質問。

「息をどうやって吐く?」というのはそれ自体漠然とした質問のようにも思えるのですが、だからこそ、これに答えるには自分の持つイメージ、「やりたいこと」を明確にする必要があります。

事実、私には自分が息をどうやって吐こうと思っているのか、ここで改めて考える必要がありました。

考えた末の私の答えは
「息を細く吐こうと思っています」
というもの。

それを伝えた上でのキャシー先生の最初の提案は
「息を細くするのは唇がする仕事と思ってみたらどう?」
というプラン。

改めて文字に書いてみると、あまりに当たり前な提案のように思えるのですが…実際にそう思って音を出してみると、驚くくらいに自分の身体が楽なことが分かります。そして音色もずっと伸びやかです。

自分でも拍子抜けしてしまったのですが
「当たり前のことなのに、きちんとそう思ってませんでした」
というのが正直な私のコメントでした。

息を細くするには息の通り道、すなわちアパチュアを細くすれば良いのです。事実、テューバの師匠にも何度も言われていたのです。けれど、「当たり前」なことほど何故か明確に意識していないのですね。。

キャシー先生によると、改めて「唇の仕事」と明確にしたことで、それまで息を細くしようとして私が身体を細く縮めていた不必要な動きが軽減されたのだそうです。

キャシー先生の観察の鋭さには驚くしかありませんが、同じく驚かされるのが、我ながら自分の身体が実に精密に仕事してくれているのだということ。

「唇の仕事」と明確にするだけであっという間に変化するのです(^_^)

身体の仕事を明確にする。それだけで本当に身体は機能を発揮してくれるのですね!

レッスン記録、さらに次回に続きます!

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