「練習の足し算」をやめてみる

ロングトーンをして、スケールをさらって、リップスラーも念入りに…。

金管楽器の演奏に必要と信じられている基礎練習のメニューは挙げ続ければきりがなく続きます。。

もちろん、どれも演奏の質に貢献してくれる重要な練習メニューなのですが、アマチュアのプレイヤーにとって、こうした基礎練習への取り組みには大きな障害が立ちはだかっていることがあります。

すなわち、練習時間が足りない…。

プロの演奏家でさえ、仕事としての演奏をこなしながら、純粋に自分の技術向上のために充てられる練習時間は学生時代よりかなり少ないと言います。

恐らく、アマチュアで演奏を楽しまれている方は週末しか楽器を触れないという方も多いでしょう。そのような人にとって、基礎練習に時間を十分に充てられないことは大きなフラストレーションではないでしょうか?

練習時間が足りない。学生時代のようにレベルアップはできない。学生時代のお釣りで演奏するしかない。etc.

諦めに似た残念な声をたくさん耳にします。アマチュア演奏家はもう上手くなることはできないとどこかで信じ切っているかのように。

でも、本当はそんなことはないのです。練習時間が減っているのに、演奏の技量は向上しているという人が世の中には一定数います。

そういった人たちは「特別」なのでしょうか?

私はそうは思いません。

誰でも、練習時間を減らしながら上達することは可能です。

もちろん、学生時代のようなペースのレベルアップは難しいでしょう。けれど、週末プレイヤーでも必ず自分のペースでレベルアップすることはできるはずです。

単純な練習時間の長さに依存した、「足し算」の発想にこそ限界があるのです。

私が提案したいのは、いわば「掛け算」の発想です。
ロングトーンをし、スケールをさらう。
同じ練習内容から学べる成果の豊かさが何倍にも膨らむ学びの力が私達にはみんな備わっているのです。

それは、「首が自由で頭が動けて、自分全部が協調してくれる」時に発揮される誰もが備えた力です。アレクサンダー氏はこれを、人間の生きる力の根元にある力、Primary Control と名付け、私達が忘れてしまっているこの力をもう一度目覚めさせる術を教えてくれました。

それが、このメルマガでお伝えしたい、アレクサンダー・テクニークなのです(^_^)

アレクサンダー・テクニークを使って必ず上手くなる。

その道筋を、ぜひ一緒に探求していきましょう!

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