手首は柔らかく!
手首を柔らかく使うことを考えてみましょう。
何故手首に注目して頂きたいかというと、まず、手首って「忘れがち」だということがあります。
皮肉なことですが首、肩、腰など、日常生活で「痛み」が起こりやすい関節ほど私達は良く意識している気がします。
「痛みやすい関節」は「気づきやすい関節」でもあります。
もちろん、手首も故障する可能性は常にありますが、テューバや管楽器の演奏ではなかなか激しい動きが起こらない、やっぱり「目立たない」関節ではないでしょうか。
残念なことに、目立たない関節は意識から抜け落ちやすく、意識から切り離されてしまった関節は「固まりやすい」のです。
そして私たち自身の気づきの有無とは無関係に身体はやっぱりいつも全部「つながって」いますから、手首が固まるだけで、演奏している全身の動きもぎこちなくなってしまうことが結構あります。残念(x_x)
もう一つ、手首に注目した理由ですが、手首ってとても「勘違い」しやすい関節でもあると思います。よくある誤解ですが、手首の関節が「パタン、パタン」と単純に折れるドアの蝶番のような構造だとイメージしている方はいないでしょうか?
私はまさにそう思っていました(^_^;)
これも重要なことで、関節や筋肉の機能は私たちのイメージにも影響されてしまいます。。手首がパタパタ動くというイメージを持っていると、それだけで、本来の繊細な可動性が実際に損なわれてしまいます。これまた残念(x_x)
実際の手首の構造について、是非ネットや本の画像を一度見てみて頂きたいのですが、手首の関節の大きな特徴は
「とても多くの骨から構成されている」
ということです。
ちょっと変な例えかもしれませんが、ちょうどパチンコ玉のような球形に近い骨が8個、そこに腕を構成する骨2個が組み合わさって、合計10個の骨がそれぞれが少しずつ動くことで全体としてとても複雑で繊細な動きを可能にしています。
まとめましょう♪
☆今日のポイント☆
「手首の関節はとてもたくさんの骨が集まって構成されているので、とても繊細に、とても柔らかく動かせる」
手首を柔らかく使って、柔らかく繊細な音色を奏でましょう(^_^)
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