親指は手首から♪
前回は「鎖骨まで」腕のイメージに含めてみるというアイデアをお話ししました。腕・肩というようなパーツごとで身体を認識するということを私達は日常生活や自分に固有の文化の習慣でついやってしまうのですが、そういうイメージが現実の構造に沿っていないと、動きの質が損なわれたり、無理な痛みを生じたりしてしまいます。
今回は親指を見直してみましょう(^_^)
テューバの指使いではあまり活躍しない親指ですが、楽器を構える時の支えになってくれる指でもあり、影響力は少なくありません。
さて「親指の根元」はどこでしょうか?
これも誤解されていることが多くて、いわゆる「手のひら」の水掻きが親指の根元だと認識している方が多いのではないでしょうか?
実は親指は「手首」からスムーズに動かすことが出来ます。
親指には関節が3つあり、本当の「根元」にあたるのが、手首に接している手根中手関節です(CM関節とも呼ぶようです)。親指はこの関節から動き始めて、グルグルと円を描くように動くことができます。
「親指の根元は手首に接していて、親指は手首に近いところから動かせる」と思って動かすと、親指全体がよりスムーズに楽に動かせるのではないでしょうか(^_^)?
木管楽器を演奏される方は、演奏の指使いでも親指の構造と動きを思い出してみてくださいね!
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