練習はご褒美?
今日は毎日の練習に向かうときのマインドについて考えてみましょう。
アレクサンダー教師のヴィヴィアン・マッキー先生の大変に刺激的で素敵な本
『自然に演奏してください』
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4833152371/ref=mp_s_a_1_1?qid=1417684423&sr=8-1&pi=SY200_QL40
の中で、ヴィヴィアン先生が
「練習をご褒美だと思う」
というアイデアを紹介されています。
このアイデア、みなさんはどのように受け止められましたか?
「そんなの無理!」とか「それは詭弁だよー」と感じられた方もいるのでは?
実は私がそうでした。
「練習はしんどくて辛いもの。その辛さを乗り越えてこそ壁を打ち壊す喜びがある。練習が楽しいとか、練習できるのが嬉しいとかいう考えは、結局は甘い夢を見ている人の態度なんだよな。」
というのが私の当初の反応。
けれど、よくよく考えてみてほしいのですが、「練習は楽しい」という考えは実は不真面目に練習をするとか、手を抜いて練習をするということではありません。
少し話が逸れますが、私達日本人は無意識に「真面目」と「楽しい」を反意語だと思っていると言われることがあります。
この視点に気づいたときに私もハッとさせられました。
楽しもうと苦しもうと練習は練習なのです。
楽しいなぁ、面白いなぁと思いながら生き生きと練習する態度と、しんどいなぁ、やっぱり楽器は甘くないなぁと思いながら根詰めて練習する態度。
同じ時間、同じ質と内容の練習をしていたらどちらがより沢山の上達のヒントや手応えが得られるでしょうか?
「練習をご褒美だと思う」
とてもシンプルですが、本当に役立つヒントです。ぜひ練習の時にちょっと思い出してみてくださいね!
今回もお読みいただきありがとうございました。
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