「今、ここで」人と出会うということ

トミーは、人と人が出会うとそこには必ず関係性があって、その関係性の中でワークするんだって話を今回聞かせてくれた。

関係性から切り離したところにあるちょっと抽象的な「自分」に集中してワークすることをアレクサンダー自身は説いてたみたいだけど、トミーのワークはそうじゃないみたい。(瞑想とか、まさにこれだよね)

「関係性」って、普段俺たちが使う言葉だと、多分目の前の人と
「過去に何があったのか」
っていう記憶や経験とか
「これから何が起こるのか」
っていう予想や期待から生まれるものを指してると思うんだけど、多分トミーが言う関係性はそれとは違って、
「今ここで何が起きてるのか」
に気付き続けることで生まれる関係性なのかなって思っている。

過去に立って見るのでもなく、未来を予想しながら見るのでもなく、ただ現在進行形で目の前の人をありのままに見続けることで生まれてくる関係性ってのが多分あるはずで、そんなのは人間の認識からははみ出てるようにも思えるんだけど、本当に人と出会う時に起きてるのは実はそういう関係性のはずなんだよね。

トミー先生のレッスンは言葉で追いかけるとどこか辻褄が合わない気がするんだけど、その辻褄が合わないところの裂け目にいつも何かを感じさせてくれます。

やっぱりトミーのワークは独特だなぁ。。

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