不満を口にしない
紫のブレスレット
という運動を聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか。
アメリカの牧師、ウィル・ボウエン氏が始めたこの運動のルールはとてもシンプル。
左右どちらかの手首に紫のブレスレットを付けたら、それから挑戦のスタート。21日間、不平不満を口に出さない。もしも口にしてしまったら、ブレスレットを左右付け替えて、もう一度始めから21日間のチャレンジをスタートします。目標はもちろん不満を口にしないで21日間を過ごすことですが、仮にそれに成功しない人も、ブレスレットを付け替える度に自分の決意を新たにして自分の習慣を見直すことができます。
21日というゴールを達成することではなく、そこまでの毎日を意識的に過ごすプロセスにこそ重要な意味がある。目標よりもプロセスを大切にするという発想は何だかアレクサンダー的ですね^_^
私もつい最近にこの運動を知って、早速挑戦しています。
まだ今日で6日目。21日には遠いのですが、ブレスレット(私は輪ゴムで代用しました。何を使っても良いのです)を嵌めてからすぐに自分の反応や習慣を観察できるようになったことに気付きました。
不平不満を口にしないというのは、ちょっと無理をしているようで、痩せ我慢でイライラしてしまうのではないかと初めは思っていたのですが、自分の反応を観察すると分かるのは不平不満を口にしているからこそイライラしているのです。
イライラするから不満を口にしている時よりも、不満を口にしたからイライラすることの方が遥かに多い。
不満を痩せ我慢するのとは程遠く、やってみると不満を口にしないと心掛けている方が遥かに生活が快適なのです。
アレクサンダーのワークの本質は刺激に対する反応をを意識的に選択すること。習慣的で無意識の反応を、建設的で意識的な反応に変えていくのです。
レッスンで先生と探求することは楽しい体験になりますが、このブレスレットのアイデアで、一人でもアレクサンダーの原理を学べるはずです。
皆さんも今日から手首に輪ゴム、ブレスレット、付けてみませんか^_^
今回もお読みいただきありがとうございました!
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