まずは「良い演奏」を聴きましょう!

良い音で演奏したい。上手に演奏したい。みんなごく自然に持つ望みですが、これがどれだけ自分の中で具体的になっているかが重要です。

吹奏楽の世界はコンクール文化が強いので、いわゆる「上手いバンド」の方向性がちょっと固まり過ぎてるなぁと感じることがあります。
(日本の吹奏楽のコンクール文化については色々思うことが多いのでまた改めて書いてみたいと思います。)

世界的に著名な音楽家やオーケストラの演奏を色々聴いてみると、「名演」とか「名演奏家」にはずいぶんいろんなタイプの幅があることが分かります。

例えばアメリカの名門のニューヨーク・フィルというオケの演奏と世界に名だたる名門ベルリン・フィルの演奏は同じ曲を聴いてみても、オケ全体の音色なんかが全然違います。

テューバ奏者にしても、ロジャー・ボボの明るい音色に対して、私が大好きな元ニューヨーク・フィルのウォーレン・デックの音色はものすごく深くて暗い音色だと思います。

こういうのはどちらがより良いかということじゃなくて「良い演奏」といっても本当に様々だってことです。

漠然と「良い演奏」というだけではなくて、できるだけ自分が好きな演奏を具体的に持つことをお勧めします。

そのためにまずは色々聴いてみましょう!



いわゆる名演でも、あなたが好きになる演奏と、そうでもないなぁと感じる演奏がやっぱりあるはずです。

変な例えですが、評判の良いラーメン屋でもみんな味が違うのと同じですね(^◇^;)

自分の好きな演奏を見つけてしっかり聴き込んでみること。そうすることであなたが望む「良い演奏」がもっともっと具体的ではっきりしてきます。

それが上達の近道になるのです^_^

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