「お腹」ってどこですか?
お腹で息を吸う。
お腹から息を吐く。
管楽器の演奏や指導ではとてもよく言われることですが、さて「お腹」という時にどの筋肉のことを考えていますか?
大多数の人はとても曖昧に、何となく「お腹」という時に
腹直筋
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/腹直筋
のことをイメージしているように思います。
けれど、管楽器の演奏で役立つ可能性のある筋肉には、実は
腹横筋
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/腹横筋
もあります。
(どちらの筋肉もインターネットで簡単な図解を見ることができますからぜひ検索してみてください)
どの筋肉を使うことが適切なのかを議論したいのではありません。それは状況によって判断すべきことで、正解があるものではありません。
けれど、何となく身体の使い方をイメージで伝えたり学んだりするよりも、確実な解剖学の知識として整理する方がずっと自分の役に立つ場合が多いのです。
(「お腹」については、実際には腹直筋よりは腹横筋を使うと意図した方が、管楽器の呼吸、特に強く息を吐く場合には助けになる場合があるようです。)
アレクサンダーのワークで解剖学的な知識もお伝えするのにはこのような理由があります。とっつきにくく感じる方も多いかもしれませんが、骨や筋肉の仕組みを知ることはとても有効なことですから、音楽家向けの解剖学のガイドなども、簡単なものを一度読んでみることはオススメです。
強く息を吐きたい時には腹横筋を使ってみるというプランもぜひ試してみてくださいね^_^
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