1日ワークショップのご感想_女性クラリネット奏者 M.T.さん
管楽器奏者のための1日ワークショップに参加頂いた女性クラリネット奏者M.T.さんからの感想です。
1日ワークショップ後にメールにて感想を頂きました。
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あのあと、何度か楽器を吹く機会がありましたが、やはりかなり意識しないと、アレクサンダーテクニークのことは忘れている状態で吹き始めてしまいます(ー ー;)
そして、何かが上手くいかなかった時に、ハッとなります(笑)
正直言って、いちばん大切であるだろう、背骨の上に頭が乗っていて〜というのは、上手く実感出来ていませんが、指の回りについては、手の指と腕の骨の構造を意識することで上手くいくことが多くなったように感じます。
何度もアレクサンダーテクニークの講習を受講している方もいらしたように、何度か教えていただく場で実体験しないと理解するのはなかなか難しいことだなと感じます。
昨日、テレビでV6の岡田准一が得意とする格闘技や武術についてやっていたのですが、普段、体の使い方を考える人はあまりいないと言っており、例えば格闘技のパンチについて、力んでしまうと肩が上がり、パンチをするにも腕だけを前に出す感じになるけど、力まずに肩が上がらないようにすると、体を使って腕が前に出ると言っており、腕はここからなんです、と胸の中心を指して言ってました。
おー!これは、あのトロンボーンのポジションの時と同じでは!と思い、思わずそのまま見続けてしまいました。
まさか格闘技の話からアレクサンダーテクニークを思い出すとは、なかなか面白いですね。
トロンボーンを吹かない私には、どちらかというとパンチする時⁈に役立つ情報です(笑)
取り敢えず、教えていただいたことを意識するようにしていきたいと思っています。
長文失礼いたしました。
また機会がありましたら、宜しくお願い致します。
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☆まとめ☆
ワークショップでは様々な情報やアイデアをお伝えしますが、アレクサンダーのワークの根本にある原理は、
「首が楽で頭が脊椎の上で繊細にバランスできると心身のパフォーマンスは最大化できる」
ということです。
煎じ詰めると、アレクサンダーのレッスンで一番に学んでいただきたいのは
「首が楽で頭が脊椎の上で繊細にバランスしていることに気づく」
ことなのです。
気づいてもらえれば身体は自ずとバランスを取り戻してくれます。
なので、講師はしつこくしつこく、うんざりされそうになるくらい、この「首が楽で〜」を生徒さんに繰り返しお伝えしています苦笑。
感想に書かれている通り、これがなかなか実感しにくい、「分かりにくい」と思われるポイントなのですが、実のところ、「分かりにくい」と生徒さんご本人が感じている場合でも、分かりにくいというそのことに気づくことで、結果的に良く理解してくださっていることも少なくありません。
M.T.さんも非常に熱心に取り組んでくださっていたので、このポイントはご自分で思っている以上にバッチリ体得してくださっていると思います。
また、繰り返し繰り返しレッスンを受けることでよりはっきりと身につけられるものなのも確かなので再受講を是非お待ちしています♪
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