管楽器が上手くなりたい人がやめるべきたった一つのこと
レッスンやワークショップでも繰り返し言葉を変えてお伝えしていることですが、上達を望む人に是非やめてもらいたいことが一つだけあります。
※その後にこの記事の姉妹編?にこちらの記事を書きました。よろしければこちらもご笑覧下さい。
http://yasutakaalexander.blogspot.jp/2015/12/blog-post_30.html
それが
できない自分いじめ
です。
高音を発音できない、低音を発音できない、指が回らない、タンギングが追いつかないetc。。。真面目な人ほど自分の演奏の弱点を知っていますからそこに注目してしまうのはある意味当然なのですが、注目する時の眼差しには気をつけましょう。
何かができない自分を徹底的に責めながら練習してしまう人が沢山います。何かができない自分にはまるで人間的に問題があるかのように振舞ってしまう。或いはより具体的には、自分には努力が足りないのだというように。
音楽が好きな人ほど、思い通りに演奏できない悔しさから自分を攻撃しつつ努力するというモードに入ってしまいます。気持ちは分かるのですが、これは上達の助けになるより妨げになることの方が多い態度です。
身体は攻撃されると緊張します。あなたがもっと頑張ろう!と思いながら自分を攻撃しているとしたら、上達しようとアクセルを踏みながら、緊張感のブレーキを踏み込んでいるようなものなのです。
これってとても勿体無いですよね。
また、悪いことにこういう態度の方が
「努力している感じ」
を得やすいのでしょう。頑張ること、努力することと自分を苦しめることを同一視しやすいので、また、身体の緊張感を自分の集中度と取り違えることも多いので、自分にキツイ態度を取ることが頑張りであると錯覚しやすいのです。
今度練習していて、自分の弱点に気づいたらそんな自分にどこまで優しくなれるか、試してみてください。
自分に厳しくすることばかり得意になっている人は少し方向を変えてみましょう^_^
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