管楽器の上達に今すぐ役立つ超シンプルなアイデア

基本的に、音楽家の上達を考える時に
「禁止事項」
になるものは殆どないと私は考えています。
(唯一やめて欲しいことについてはこちらの記事に書いています。この記事の姉妹編?としてぜひお読みください。)

その一方で、音楽家の上達を考える時の
「推奨事項」
は沢山あります^_^

今回お伝えしたいのはそのアイデアのなかでも今すぐ活かせる超シンプルなもの。ズバリ
できていることに注目する!
ただこれだけです。

世の中の殆どの音楽家は自分の
「できていないこと」
に思いっきり注目しています。レッスンやワークショップでも
「◯◯ができないから何とかしたい」
と仰る方は沢山いますが
「◯◯ができるからこれをさらにパワーアップしたい」
と仰る方はほぼ皆無!です。。

もちろんお悩み解決をサービスとしてレッスンを提供している側面はありますから、ご自身のお悩みを持ってきてくださるのは大歓迎です。
「悩んでなかったらレッスンなんて受けないよー」
という方もいらっしゃるでしょう。

でも、よく考えるとここには認識の大きなアンバランスがあります。
殆どの音楽家にとって
「できていないこと」
は人生の一大事になっているのに
「できていること」
は殆ど存在しないも同然の扱いになっています。
これって実はとても勿体無いことです。

できてないことにばかり注目するのは、第一に精神衛生上良くありません(^_^;)
練習するのが辛くなって音楽が嫌になってしまいます。

練習が辛いのは当たり前と思っている方は、
楽しかったら練習にならないの?
って一度単純な質問を自分に向けてみましょう。

変な思い込みって、自分で気がつくと一瞬で外れます。

もう一つ、「できていること」に注目したい理由があります。

実は上達に繋がる身体の使い方のヒントって「できている」ことに沢山隠れています。

自分ができていることに関連して、その身体の使い方の①量を増やすか減らす、②向きを変えてみる、③動きの順番を変えてみるetc、できていることを足掛かりにして動きのプランを見直すと驚くほど簡単に新しいことができるようになります。


だから、徹底的に「できていること」に注目するのが本当に大切です。


今度楽器を練習する時は、
「いま、自分には◯◯はできているな」
とはっきり言葉にして確認してから練習に臨んでみましょう。気がつくことが沢山あるはずです! 

P.S.
それでも人間の習慣ってとにかく根強くて、ほっておくとできていないところに目がいきます(^_^;)


自分で自分の習慣を変えていくのも良いですし、レッスンに来ていただくのもオススメです!


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