音楽家であるあなたにアレクサンダー・テクニークをオススメしたい理由!

今回は、特に管楽器奏者がアレクサンダー・テクニークや身体の使い方を集中的に学ぶことにどんな恩恵があるのかを考えてみます^_^

アレクサンダー・テクニークを学ぶメリットっていまいち分からないなという方はぜひお読みください。

管楽器に限ったことではありませんが、世の中には楽器の演奏を体系化してまとめた、いわゆる「奏法」っていう考え方があります。

 大体において、その奏法を提唱した創始者(?)の名前で流派のように広がっていますね。
 例えば金管楽器では有名なところで
カーマイン・カルーソー
ジェームズ・スタンプ
クロード・ゴードン
ルイ・マジオ
とかでしょうか。

私はそれほど詳しい方ではないので、もっともっと色々あるのかもしれませんが。。
私自身もテューバの師匠からマジオを教授して頂いて、かなり徹底してマジオの金管奏法を勉強しました。

 こういった奏法はどれもそれなりに歴史のある、試されてきたものですし、根本には金管楽器を効率的に演奏するための理論をちゃんと置いています。

実際、マジオの奏法を勉強して、私の演奏技術はびっくりするくらい上達しました。他の奏法でも、勉強することで音域の拡大や音色のパワーアップ等々色々な恩恵を得て大成功している人はいます。

ところが、その一方でいわゆる奏法を勉強しても望まれる効果が得られなかったり、中にはかえって調子を崩してしまう人もいたりします。

 人間は身体のサイズも違えば性格などの気質も十人十色ですから、ある奏法を勉強して、それをごく簡単に効果的に自分に応用できる人もいれば、なかなか自分の条件に合わせた「翻訳」ができない人も当然いるのです。

教則本やレッスンの情報を読んで自分なりに解釈して取り入れてみたら上手くいったという人は実はとてもラッキーなのだと思います。

もしも経験のあって信頼できる先生に奏法を習えるなら、それは大きな助けになるでしょう。観察力に優れた教師であれば、あなたの心身の条件に見合った方法で奏法をレクチャーしてくれるでしょうし、もし誤解して譜例に取り組んでいても上手に軌道修正のガイドをしてくれるはずです。
けれど、残念ながらすべての人が先生との出会いに恵まれるわけではありません。人間同士の相性もありますから、性格や気質が合わない先生もいるでしょう。

教えた通りにやってない!
などと言われて落ち込んでしまったり迷路に嵌ってしまう人もいるようです。

 前置きが長くなってしまいましたが、奏法に迷っているという人にとってアレクサンダー・テクニークはとても効果的な選択肢です。

 アレクサンダー・テクニークのレッスンでは、教師のサポートで生徒さんは自分を観察する能力を養うことができます。

自分が楽器を演奏する時に、どんな刺激に対してどんな反応をしているのかというパターンを理解することができます。

自分の身体の地図を正確に見直すことで、思い違いではなく現実に適応した身体の使い方、動きのプランを身につけられるようになります。

 これらは管楽器奏者が奏法を学んで自分に応用する時の大きな土台になる力です。

 自分の身体を理解して、自分のパターンを理解して、自分の使い方全体をより向上させると、奏法をもっとラクに効果的に学べるようになります。

 楽器を演奏するための奏法を学ぶように、奏法を身につけるための自分の使い方を学ぶことにはとても大きな意味があるのです^_^

 奏法を勉強しているけれど、思いのほか効果が上がらないという方はアレクサンダー・テクニークや身体の使い方のレッスンを受けてみてください。

 ほんの僅かな思い違いを修正したり、身体について少し具体的な知識を勉強することで一気に演奏がパワーアップすることがあります。

 音楽家の身体の使い方に限定したレッスンは私も提供しています。
ぜひ体験してみてくださいね。


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