罪悪感はいらない

罪悪感と気づきって違います。

言ってしまうと当たり前だけど、たくさんの場面で私たちは何かに気づくと罪悪感を巻き込んでしまう癖がありますね。

音程がずれていることに気づくと罪悪感を覚える。リズムがずれていることに気づくと罪悪感を覚えるし、テンポがキープできていない箇所に気づくと罪悪感を覚えます。

合奏やアンサンブルは集団の営みなので、
「周りに迷惑をかけてはいけない」
って真面目な人ほど苦しんでしまいますが、苦しめば苦しむほど緊張が強くなってうまくいかなくなってしまいます。

でも、本当に大切なのは罪悪感を抱えることでも苦しむことでもなくて気づいたら行動して、変えていくこと。

それだけです。



罪悪感が習慣になってしまっている、苦しむことが頑張ることになってしまっているとなかなか難しいのですが、まずは、自分のいつもの反応に少しストップをかける体験を重ねることが助けになります。

合奏や練習で、何かがあっていつもの反応に気がついたらその都度に思い出してみましょう。

「罪悪感と気づきは違う」

そのことを思い出して、いつもの反応からほんの少し自分をずらしてみる。その繰り返しで習慣はゆっくり変わっていきます。

上手くなるために罪悪感は要りません。

頑張るのにも、努力するのにも、罪悪感は要りません。

楽しい気持ち。嬉しい気持ち。穏やかでワクワクする気分で楽器に向き合える時間を少しずつでも増やしてみてください^_^

穏やかな気持ちで努力してみましょう。

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