メールが苦手
実は私はメールが苦手です。
送信するのも、受信するのも、自分でも可笑しくなるくらいに緊張していることに気付くことがあります。
そもそも(意外に思われることが多いのですが!)私は人と話すのがあまり得意ではありません。
こんなことを言ったら相手が嫌な思いをするかも。嫌われてしまうかも。怒られるかも。。。と相手の反応を少し恐がりながらコミュニケーションをとる習慣が私にはあります(こういうことは、誰にでもあるのでしょうか)。
親しい友達や仲間とはリラックスしてやり取りができるのですが、そういう「関係」が出来上がるまではちょっとした言葉のやり取りも私は結構恐いのです。
これがメールのやり取りになると一層恐いと感じる自分がいます。
電話やコンピュータ画面の文字だけという限られた情報だとメッセージを送ってきた相手の表情や仕草が見えません。
ひょっとして気を悪くしたのかな、怒っているのかなとドキドキしながらメールを読むことになってしまいます(^_^;)
それが
「苦手な人からのメール」
になるともっと大変です。
(仕事や学校の恐い先輩やちょっと厳しい先生とか、やっぱりあるのです💧)
件名や本文を読まないうちから
「あの人からだ!!」
と気づいた途端にビクビクしていたりして(^_^;)
これって考えてみるとちょっと面白い反応です。
相手が何を意図しているのか分かりもしないのに「苦手な人」からというだけで反応が先に決まってしまっているのです。
ある意味では習慣で恐がっているのです。
メールの中身も見ないうちから恐がっているなんて、ひょっとしたら不合理な習慣の反応かもしれません。
けれど、一方では予め「苦手な人からだ!」と身構えることが自分を守ってくれているのかもしれません。
アレクサンダーのワークは習慣を観察して、反応を観察するワークです。
「不必要な反応・緊張をやめる」
ということがよく言われるのですが、果たしてこれは必要な緊張なのだろうか?それとも不必要な緊張なのかしら?と疑問に感じることも少なくありません。
それが必要な反応なのか、不必要な反応なのかは結局のところはその本人にしか分からないことかもしれません。
そしてそれを見つけるきっかけは
「自分は何を望むのか」
に見つかるのではないかと最近考えるようになりました。
私はメール画面を開くときにどんなことを望んでいるのだろう??
それを考えながら、いろいろなメールをしばらく読み書きしてみようと思います笑
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