失敗ばかりする人

私のレッスンでは、特に楽器や歌の演奏をする人は失敗は大歓迎です。

レッスンで失敗を避けようとするなんて勿体無いです。せっかく失敗し放題なのに。

失敗なんて誰もしたくない。と思うのが自然です。恥ずかしいですしね。

けど、失敗を避けよう避けようという頑張りはほとんどいつも不必要な緊張を身体に作っていますし、「失敗しない方法」を狙ってる人は動きの選択肢がものすごく狭いです。

レッスンで先生の言うことを完璧に上手にできる人と、先生の提案を取り入れようとしても失敗ばかりしてる人。

実は失敗をしている人の方がずっと多くを学ぶのがアレクサンダー・テクニークのレッスンです。
(というか、本当は「失敗」という言葉さえありません。予想と違った結果を導き出しているだけです。つまり、いつも新しい体験から学習してるんです)

いつも予想通りの結果が出せるレッスンなんて面白くありません。というか、それだけ望む結果を再現できているとしたら、ずばり今のところアレクサンダーなんて習わなくても良い人です。

私のレッスンを受けてくれる人のとっておきの裏ワザ?を教えます。

私のレッスンでは生徒さんが失敗した時は私のせいです。

実際に生徒さんに
「これで上手くいかなかったら僕のせいにして良いですからやってみましょう」
って良く言います。

もちろん、私のせいにしても上手くいかないのはやっぱりがっかりですが、「自分のせい」にならないというだけで気持ちはずいぶん楽になるみたいです。

失敗は大歓迎!というマインドセットで演奏に向き合うと自分の中にどんな変化があるか、実験してみてくださいね。

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