上達するために本当に必要なこと
演奏を上達させるために本当に必要なことは何でしょうか。
当たり前のことと思うかもしれませんが、やはり「音楽を好きになること」。結局はこれに尽きると思います。
そんなことは言われなくても分かっていると思う方も、少し改めて考えてみてほしいのです。
音楽が好きということは、単純に音を出すのを楽しんでいるということです。
もちろん、音楽に関わっていれば楽しいことも楽しくないこともあるでしょう。100%楽しく気持ちよく音楽に接する必要はありません。けれど、時々は根本のところで、
自分は音楽を楽しんでいるか?
楽器を好きな気持ちを味わっているか?
を時間をとって思い返してみて欲しいのです。
音楽に一生懸命で真面目な人ほど陥ってしまいがちなのが、義務感や罪悪感で練習してしまうこと。
特に大きな組織で演奏する人だと「楽団に迷惑をかけないように」なんて気持ちがモチベーションの中心になってしまっていたりします。
こういうモチベーションを掘り下げてみると、根本的には「恐怖心」に辿り着きます。同じように一生懸命「努力」しているように見えても、恐怖から動く努力と、望みから動く努力では質が全く違います。だから、死にものぐるい?で頑張っているような人より、朗らかにのんびり楽しんでる人の方が皮肉にも上達が速かったりするのです。
実際に、ある人の思考の在り方が身体の軸の動き与える影響というのはものすごく大きいのです。ですから、これを単なる精神論や気の持ち方と思って片付けないで欲しいのです。
(これはアレクサンダーのレッスンを体験すると良く分かります)
自分が恐怖から練習・演奏しているのか、音楽を作りたいという望みから練習・演奏しているのか、自分自身が動く理由の根に何があるのかということをじっくり見つめる時間も時々には作ってみてくださいね(^_^)
☆音楽家の方に向けたメルマガ:「音楽を楽しむ人のためのアレクサンダー・テクニーク」も絶賛配信中です。ブログ記事のハイライトや、より突っ込んだ内容に加えて、演奏や練習に役立つアイデアやメルマガだけのお知らせ、お話もどんどん取り入れていきますのでぜひご購読ください!
こちらから無料でご購読頂けます。
https://mail.os7.biz/m/XmWL
https://mail.os7.biz/m/XmWL
コメント
コメントを投稿