何をやってもダメな人
アレクサンダー・テクニークに限らずどんな方法論を学んでも「ダメ」な人というタイプがいます。。。
どんな人かというと、
「自分は何をやってもダメ!」
と決めてかかっている人。
当たり前のことのようですが、これは結構根が深い問題で、こういう人は、方法論以前に自分が自分を見つめ直して「自分を変える」ということの意味と覚悟を問い直す必要があります。
「自分は何をやってもダメなんです」
と言ってレッスンにやって来た生徒さんに対して
「そうね。あなたは何をやってもダメよね」
と静かに一喝して即座にワークを終えたという、アレクサンダーの大先生、マージョリー・バーストウさんのエピソードがあります。
厳しい先生だなぁとも思いますが、実は教育という観点から捉えたなら、ここでの彼女の一喝は何より必要なことなのです。マージ先生は生徒に嫌われるとしても、その生徒さんに本当に必要なことを選択したという、これは「伝説」のエピソードとして語られています。
この生徒さんが本当に前に進むためには、「何をやってもダメ」という自己イメージを何としても手放さなくてはいけないのです。ここにしがみつきながら変化を経験することなんてできません。それはブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなものなのです。
あまり深刻に考えるのも良くありませんが、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けてみようと思われたら、ほんのちょっとでも
「自分を変えるんだ」
という意識を持ってみましょう。
新しい自分に出会おうという探究心があれば必ず新しい学びがあるのがレッスンです。「何をやってもダメ」なんてはずはないのです^_^
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