声を出す時に本当に大切なこと
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けて声の質が変わるのを体験する人は少なくありません。
発生に関わる呼吸の質は、全身のバランスと深く関わっています。
アレクサンダー・テクニークを使うことで全身のバランスや使い方が繊細に変わると結果的に呼吸の質が変わり、呼吸の質が変わると声の質が変わるのです。
ただ、実は声を出す時に本当に大切なのは、身体の使い方以上に、自分自身が明確な「意図」を持っているということです。
どんな場面で、誰に対して、どんな言葉或いは音をあなたは声に出したいのでしょうか。
意図が明確であれば、身体はとても効率的に意図に貢献してくれます。一方で、
意図が自分でもはっきりしない
という状態にあると、やっぱり身体ははっきりしない働き方をしてしまいます。
アレクサンダー・テクニークを使って、不必要な緊張のない状態を体験すると、その状態にこだわってしまう人もいるのですが、本当に取り組んでしまうのは静かな「状態」を再現・維持することではなくて、その状態から何をどのように行いたいのかという意図を自分の中でとてもはっきりと明確に持つことが必要になるのです。
実は声を出すことに限らず、アレクサンダーのレッスンのあらゆる場面に当てはまることでもあります。
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