脚の繋がりを意識する

脚の筋肉は実は広い背中の、かなり上の方にまで繋がっています。

解剖の言葉でいう、いわゆる「下肢」、「脚部」は股関節から開始して足の裏にまで続く部分を指しますが、動きの仕組みを考える時は、筋肉の広がりは股関節のずっと上にまで繋がっていると理解する方が効率的なのです。

背中の筋肉まで動きに含めてみると、歩く時の「歩き易さ」が明らかに変わります。1人でも出来るので実験してみてください。

脚に限らず、人間の身体を考える上で大切なのは、当たり前のようですが、身体は全て繋がっている。一箇所たりとも身体の中に断絶はないということです。

解剖の知識を獲得して、筋肉や骨の構造、仕組みを理解すると、ついついパーツ単位で身体を把握したくなってしまったりするのですが、それはあまり効率的ではありません。

現実的な構造から離れた見方だからです。どの関節も、必ず身体全体のバランスの中で動くことを覚えていてください^_^

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