人間関係の基本は相手にNoを言ってあげること

以前
「アンサンブルは結局は人間関係」
ということを書きました。

良い演奏は居心地の良い人間関係からとも言えると思いますが、現実には音楽家が人間関係で悩むことはやっぱり少なくないですよね(^_^;)

アレクサンダー・テクニークは実はコミュニケーションの技術でもあります。

自分の心身を最大限に活用するには、自分自身と建設的にコミュニケーションをとることが大切です。そして、自分と建設的にコミュニケーションを取り続けていると、結局は他人とのコミュニケーションも変わってきます。

アレクサンダー・テクニークの視点から、1つ提案できるのは
「自分にはもっとYes、相手にはもっとNoを言ってあげること」
です^_^

殆どの人は、この逆をやっています。
「相手にはYes、自分にはNo」
を言っていることがとても多い。

こうしていると他人のニーズにはいつも応じていますから、一見人間関係が円滑に見えますが、反面で実は一番ケアしてあげるべき自分のニーズはいつも置き去りになっています。

自分を抑えて、相手に応えることに一生懸命になってしまうから、どこか苦しいところのある「良い人」になってしまいます(^_^;)

しかも、そうやって相手に応えてあげることを習慣的に続けていると、いつの間にか?「相手も自分に応えてくれるはずだ」という無意識の思い込みが生まれたりするから厄介です。

自分は相手に応えてあげるべきだ。
という信念が鏡のように
相手も自分に応えてくれるはずだ。
という信念を生み出してきます。

お互いに相手がYesを言うのを勝手に期待してしまっているとしたら、ちょっと悲しくないでしょうか?
(「相手の思いに応えてあげたい!」という助け合いの精神はこれとは違います。「応えてあげたい」という望みと「応えなくては」という義務感は似ているようで全然違います。)

これと違う人間関係の基本にあるのは相手にNoを言うことです。

あなたはあなたのニーズを最優先してあげれば良い。相手の思いを大切にしつつ、自分が必要な時には、相手にはっきりとした「No!」を言ってあげましょう。

あなたが相手にNoを言える関係を作れれば、相手もあなたにNoを言えるのです。

そういう人間関係に宿っているのは、いつも自分の望みを大切にしている自分に優しい生き方です。

そんなわがままな生き方で大丈夫?

と思われるかもしれませんが、、少し試してみましょう(笑)!

もし、あなたが行き過ぎていたら、人があなたから離れていきますから自ずと気付くはずです(^_^;)
(そして実は、あなたにとって本当に大切な選択をするなら、あなたは一人ぼっちになって良いのです!)

少し極論を言いましたが、自分を置いてきぼりにしないように、いつでも相手にNoが言えることを覚えていられたら、人間関係はきっと変わります^_^

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