ブチ切れてしまう人たち
少し前に、激しい暴言で秘書を罵倒し、パワハラの批判を浴びて離党届を出すに至った議員がいました。
もちろん暴言・罵倒は許されるものではありませんから、この議員も大いに反省すべきでしょう。
その一方、アレクサンダーの教師としてこのニュースにちょっと思うのは
「この人はどんな身体の使い方をしていたのかな」
という疑問(というか関心)です。
本来、人間関係や仕事はある種の刺激ですから、それが長く積み重なればストレスになります。発散させずにそれを溜め込めばいずれは爆発するのが道理で、身体の使い方だけでなんとかなるものではないとは思います。
けれど、怒りっぽい人、キレやすい人という傾向はやっぱり身体全体の使い方にも現れているように思うのです。
私自身の周囲を思い返して、
ちょっと怒りっぽい人だな
と感じる人の傾向として、とても頭は良いけど(考える力はあるけれど)身体を使って考えることをあまりしていない、むしろ身体を固めて頭だけで考えることをしているように見える人が少なくありません。
不思議な言い方に聞こえるかもしれませんが、「考える」というのは実は頭だけではない全身を使った運動です。
呼吸のリズムや、全身の筋肉の緊張など、身体全体で起こる色々な動きの全部が「考える」ことにいつも影響しているのです。
現代人は脳優位?というか脳を使いこなして問題解決をすることを求められているような風潮を感じますが、そもそもに無理があると思います。
身体を使わずに脳だけでトラブルを処理しようとするような使い方を続けると、脳の負荷が大きくなり過ぎて、オーバーヒートしてしまうことで「キレる」のじゃないかと思うのです。
身体を思い出してあげて、全体に基づいて、自分の全身運動で考えることをしたならば、多くの人がもっと穏やかに日常生活を送れるのではないでしょうか^_^
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