必要なことをはっきりさせる

アレクサンダー・テクニークは姿勢のワークではありません。

身体と心の全体である「自分」というシステムを効率的に使うための技術です。

ただ、その人が自分の全体的な使い方を変えると結果的に姿勢が大きく変わるということが起こります。

レッスンの場面では姿勢を変えると上手くいったように見えることが起こったりもしますが、そういう場面でもアレクサンダーのワークでは姿勢は原因ではなく結果です。

歌う人や踊る人、管楽器を立奏する人に多いのはレッスンをするうちに「気を付け!」のパターンが消えること。

これも、気を付けをやめたから上手く動けるようになったように見えますが(ある意味それも正しいのですが)より本質的にはその人が自分の使い方を変えて
「不必要なことをやめた」
結果として気を付けがなくなって動きも変わったと捉えます。

例えば
「気を付けをやめよう!」
としてとにかくグシャッと脱力?をしてみても動きの質にはあまり変化はありません。
そこにはやっぱり不必要な頑張りがある場合が多いのです。

「頑張って気を付けをする!」
から
「頑張って気を付けをやめる!」
とひっくり返しただけでは本質的には同じように不必要なことを繰り返しています。

本当に考えるべきなのは、
「良い姿勢は何か?」
ではなく、
「必要なことは何か?」
という問いかけです。

必要なことを徹底的に明らかにして、そこに自分全体をコミットさせていくと結果的に不必要なことは自分に起こらなくなります。

気を付けをやめようとしなくても、気を付けは要らないということが自分に分かってきます。

自分にとっての「必要なこと」を探求することがアレクサンダーのレッスンの核になるのです^_^

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