テレビをぶっ壊した話

一緒にアレクサンダーのトレーニング・コースに通っているお友達の家のテレビが壊れてしまいました。

やんちゃなお子さんがいる家で兄弟喧嘩に巻き込まれてテレビが大破してしまったのだそうです(^_^;) 

もちろん喧嘩はしない方が良いですし、テレビや物も壊さない方が良いのですが面白いのはその後のお話で、テレビが家で見れなくなってしまってから
「テレビがなくなっても特に困らない」
ことに気がついてすっかり馴染んでしまったのだそうな。

流石に東京オリンピックまでには新しいテレビを手に入れようかとお話されていましたが、このエピソードはなかなか示唆に富んでいます。

テレビって実は
「本当は必要ないのになんとなく手元に置いてしまうもの」
の代表格です。
（そんなことない！テレビが好きだから！という方には当てはまりません。けれど、実は本当はテレビが面白いとは思っていない人は結構います）

他にも、もう着ない服やもう読まない本など、私たちが「必要のないもの」に場所や意識を奪われていることは少なくありません。

モノやテレビは害になるとは限りませんが（邪魔にはなるけれど）これが身体の習慣になると甘く見れません。

慢性的な腰痛や肩凝りの原因の殆どは実は「不必要（で有害）な習慣」です。
単なる「姿勢」のことじゃありません。「姿勢」というのはあなたの大きな習慣全体のごく一部が現れたものでしかありません。

痛みを抱えた音楽家も、演奏上の苦手意識を抱えた音楽家も、本当の芯の部分で抱え込んでいるのは多くの場合「不必要な習慣」です。

習慣を見直して棚卸しをする！そのためには自分を観察することです。

アレクサンダー氏は三面鏡を使いました。

今の時代の私たちにはレッスンを受けるという選択肢があります^_^



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