続けるとやめるは紙一重

レッスンでは、レッスン室を出た後の日常生活でも活用できるアイデアをお伝えするようにしています。

レッスン室の外でも、日常の刺激に対して
「反応を選択する」
というこのワークの原理を実践してもらいたいからなのですが、真面目な？生徒さんだと
「この頭のことを毎日続ければ良いですか？使い方が変わって来ますか？」
とすぐ聞いてきます。

ちょっと天邪鬼な？回答かもしれませんが、私は

「気がついた時だけで、来週までに１、２回できるくらいでも今は良いですよ。ずっとはやらないでください」

とお伝えしています。

一生懸命、レッスンの外でずーっと頭と脊椎のケアをし続けられれば確かに変化は早いかもしれません。けど、身も蓋もない言い方ですが、そんな風に最初から頑張って続けようとしてしまうと多分続きません(^_^;)

続けるとやめるは実は紙一重です。
一生懸命に続けようと頑張るから続かなくなってしまうのです。

それよりも、気楽にゆるく、気がついた時だけアレクサンダーのヒントを使ってみるという姿勢でいる方が、いつのまにか自分で自分の習慣に気づいていけるようになります。

なにより、ちょっと意地悪ですが、実は
「頑張って毎日やるぞー！」
とすぐさまに一生懸命になってしまうことがまず見直すべき習慣である人もいます。

ゆるく、気楽に、自分のペースでアレクサンダーについて「思い出す」くらいが初めのうちはオススメです^_^


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