筋肉でアンサンブルを奏でる

「白い筋肉」と「赤い筋肉」という言い方を聞いたことがある人もいるかもしれません。

あくまでもざっくりと単純化した考え方ですが、筋肉を形作っている筋繊維は大きく2種類に分けることができます。
「白い筋肉」は速筋とも呼ばれていて、動きの速い無酸素運動に適しています。
一方の「赤い筋肉」は遅筋とも呼ばれていて、長時間の姿勢の維持など、有酸素運動に適しています。
(有酸素運動に適したタンパク質を多く含むので、筋肉の色が「赤い」のだそうです)

動きのプラン、アイデアとの関連で注目したいのは、「白い筋肉」と「赤い筋肉」はそれぞれ「疲れやすい筋肉」と「疲れにくい筋肉」と呼べるということです。

白い筋肉は大きく素早い動きに適した働きをするけれど疲れやすい筋肉で、赤い筋肉はゆっくりとした小さな動き、「姿勢の維持」に適している疲れにくい筋肉という特徴があります。

関節の働きと似て、筋肉にも得意不得意があるのです^_^

効率的に、ラクに身体を使うには2種類の筋肉がバランスよく、それぞれの働きを統合的に果たすことがとても大切になります。

例えるならオーケストラの演奏のようなもので、金管楽器、木管楽器、打楽器、弦楽器がバランス良くそれぞれの音色を発揮するとオーケストラの音色はとても心地よく響きます。 身体の使い方も同じで筋肉の働きが良く協調されている人の動きは無理がなく自然で、とても美しいバランスを備えています。

オーケストラのアンサンブルを仕切る指揮者がいるように、身体の働きも全体を統合させる指揮者が必要です。
その指揮者の働きをしてくれるのがあなたの「アタマ」なんです。

頭の脊椎に対するバランスが繊細に調整されると、全身のアンサンブルが変わります。

全身がより良く統合され、協調的に働き出すと、何をするのも驚くほどやりやすく簡単になります。

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