カラダ全部で呼吸しよう

前回は呼吸を「許して」みるというプランをご紹介しました。

実験してみて頂けましたか(^_^)?

一生懸命「吸うぞー!」と頑張らなくても、ただ息が入ってくるのを許してあげることで呼吸のメカニズムが働いてくれることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

今回からは呼吸の仕組みをもう少し細かく部分毎に見てみたいと思います。

まず呼吸についてちょっと忘れられがちに思えるのは「息は肺に入る」というシンプルな仕組み。管楽器の呼吸では「お腹に息を入れる」という比喩が良く使われますが、あれは本当に比喩で、実際に息が入るのは肺の方です。ここを一度クリアにしておかないと、一生懸命お腹を突き出すようになってしまって、息を吸うことをかえって邪魔してしまいます…。まず、息は肺に入るのだと考えてみてください。

そしてもう一つ思い出したいのは、呼吸は「全身の連携プレー」だということ。良く「横隔膜」が呼吸の鍵として取り上げられますが、実のところ、呼吸に大きく関わるのは横隔膜だけではありません。細かい説明は省きますが、忘れないで欲しいのが下半身のこと。呼吸には実は下半身も関わっています。

両足をギュッと踏みしめて、息を吸っている人もいるかもしれませんが、足を緊張させると呼吸の動きが邪魔されてしまいます。ここにも、以前紹介した「股関節」の自由度がとても大きく関わっています。立ち上がってそっと息を吸い込んだり、仰向けになってゆっくりと息を吸ってみてください。呼吸のリズムには下半身もちゃんと呼応していることが感じられると思います。

上半身だけではなく、カラダ全部で呼吸をしてみるというのがアレクサンダー・テクニークのプランです。

まず頭を動けるようにしてあげて、それからカラダ全部を使って呼吸することを試してみてください(^_^)

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