何のための基礎練習か

管楽器に限らず、楽器の演奏を支える大切な要素が基礎練習。

皆さんも楽器に触れる時間の多くを基礎練習に充てていらっしゃるのではないでしょうか。

代表的なところでは
ロングトーン
スケール・アルペジオ
リップスラー
タンギング
なんてところでしょうか。

特にロングトーンとリップスラーは金管楽器のトレーニングとしては王道のように扱われていますね。
「ザ・基礎練!」
みたいな笑

さて、ちょっと考えてみたいのですが、基礎練習は何のためにするものでしょうか?

ロングトーンもタンギングも、「とても大切な練習」であることはもちろんなのですが、忘れたくないのは「本当に大切なこと」は音楽を演奏することだということ。

部活動などで一生懸命に基礎練習に取り組んだことがある人ほど、熱心になるあまり「基礎練習のための基礎練習」になってしまうように思います。

もちろんそれはそれで無駄なことでも無益なことでもありません。

けれど思い出したいのは、私達の心身はいつも「やりたいこと」に対して最大限機能を発揮してくれるということ。

基礎練習をする理由、望み、やりたいことは何でしょうか?

些細なことに思えるかもしれませんが、これをクリアにすることで本当に練習の質は変わります。

ここで考えたい望みとは
「音を外さない」
というようなことではありません。それはどこか「外したくない」という恐怖と隣り合わせの望みです。

「大好きなこの曲のこのフレーズをこんな風に演奏したい」
など、もっと前向きで、建設的で大胆な望みを持ってみましょう。

もし、そういうことを考えたことがないということであればぜひ考えてみましょう!

そして、ご自身と対話してみて欲しいのです。先生や友達の意見ではなく、自身自身の答えをきちんと時間をかけて探してみてください。

自分が奏でる音楽に対して自分自身の望みを持つことが本当に必要なのです。

その望みをクリアにして
「頭が自由に動けて、身体全部が協力してくれる」
ことを思いながら練習してみましょう。

いつもの基礎練習の質がガラリと変わるはずです(^_^)

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