毎日のリズムを生きる

久しぶりの投稿になりました。

今回は「リズム」という言葉から色々と考えてみます。

基本的に、音楽を構成する要素は煎じ詰めると音程とリズム、ダイナミクス等々に還元できるのではないかと思います。

どれが一番大切なのかというように順位付けられるものではもちろんないと思うのですが、最も原始的な要素はやはりリズムではないでしょうか。

楽器を用いない手拍子や、シンプルにものを叩くだけのドラミングなど、高度な楽器を要さずに表現できる「リズム」は音楽の一番根っこの部分にあると言えると思います。

リズムに注目してみると、音楽と私達の結びつきがまた違った形で見えてきます。そもそも私達の暮らしにはいろいろな形でリズムが溢れています。

道を歩くときはみんないつの間にか自分の独特のリズムで足並みを作って歩いています。ものを食べる、パソコンをタイプする、本を捲って読むetc.、意外に私達は自分の動きを自分のリズムの中で作っています。

こうして考えてみると、私達の暮らしはあちらこちらがリズムの中で動いている。私達はリズムの中を毎日生きているとも言えそうです。

音楽を学んでいると、ついつい楽譜の中にこそ素晴らしい音楽が宿っていると考えてしまいがちですが、そしてそれはもちろん正しいのですが、実は私達の毎日の暮らしの中にこそたくさんの音やリズム、音楽のきっかけがあちこちに散りばめられているのではないかと思います。

自分の日常の何気ない瞬間瞬間にも音楽の兆しがある。そう考えてみると、毎日がより賑やかで生き生きとして感じられてきますし、自分の生きる時間と、楽譜の中の音楽がもっと近く、もっと深く繋がっていくような気がします。

音楽のある暮らし、音楽と共にある暮らしというのは案外と楽譜や楽器から離れたところにそのきっかけがあるのかもしれません。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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