自分を認める練習

私達は自分自身を叱咤して上達するというアイデアにとても馴れています。音楽に限ったことではなくて、学校の勉強でも会社の仕事でも、
「自分はまだまだ」
「もっと〇〇しなくては」
という考えで自分の能力を磨いてきたという人が世の中の大半かもしれません。

自分に厳しくすることが私達はとても得意なのですね^_^

厳しさが助けになることも事実なのですが、その厳しさが私達の心身のパフォーマンスを損ねやすいというのも事実です。これについては以前記事にしましたね。

自分の上達のためには、もっと楽しく、もっと自分に優しく音楽を学ぶ必要があるのです。

そしてあまりにも当たり前のことなのですが、音を楽しむことが音楽の真髄です。自分の奏でる一音一音を徹底的に楽しむこと、人が奏でる一音一音を徹底的に楽しむこと、音楽家にとって音楽を楽しむことは何よりも大切です。これほど重要なことは他にないのです。

こんなことを言うとがっかりしたり、首を傾げる方もいるかもしれませんが、極論すればあなたの技量が上達することよりあなたが純粋に音楽を楽しんでいることはさらに重要なのです。

技量が備わるにつれて音楽がさらに楽しくなるのも事実ですが、そこだけにとらわれて、努力すること最優先で音楽をすることが苦しくなってしまったら、何かを見失っているかもしれません。

上達することも大切、努力も大切ですが、音楽を楽しむことが何よりも大事です。

楽しみながら努力を続けるためにできることがあります。

練習中に自分が自分に対してどんな声でどんな言葉を投げかけているか、ちょっと意識して耳を傾けてみましょう。音を外してしまった時や、何度かさらってもなかなか指が回らないフレーズに出会った時、ほとんど無意識に自分が自分に暴力的なダメ出しをしていることに気がつくかもしれません。

そういうダメ出しを根絶する必要はありません。それはちょっとハードルが高過ぎます(^_^;)

その代わり、自分が自分にダメ出しをしていることに気が付いたら、その後に
「でも、〇〇はとても良く出来ている。その点はとても素晴らしい演奏だね」
というように自分に対してイイ出しをしてあげましょう。

ダメ出しに気が付いたらすぐにイイ出しです。それも思いっきり優しく思いやりのある声をイメージして、自分が最高に思慮深い名コーチになったつもりで自分に声をかけるのです。

まずはこれを繰り返してみましょう。

自分にダメ出しをするのに馴れているところから、自分にイイ出しができるところに少しずつ動いていくための練習になります。楽器がなくても、普段の自分のダメ出しに気付いたらいつでも練習できます。

ぜひ取り組んでみてくださいね^_^

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