ちょっとは問題があって良い

こんにちは、Body Thinkingコーチの外池康剛です!

前回の記事で、自分を見張らないでくださいということをお伝えしました。

音程にせよリズムにせよ、正確であるにこしたことはありませんが、真面目な人ほどそれが行き過ぎてしまって自分で自分を見張るような心理状態に陥ってしまいます。

こうなると、極端な話、練習していても演奏していても、自分をいじめながら過ごしているようなもの。音楽していても苦しくなってしまうのです。

聴く人にとっても、もしかしたら息苦しい演奏になってしまうかもしれません。真面目さが、行き過ぎないように、自分を見張らないように、演奏する時は第一に自分が楽しむことを優先して欲しいとお伝えしました。

今日もう一つお伝えしたいのは
「少しは問題があって良い」
というマインドについて。

少しご自身で振り返ってみてください。学校の勉強や行事、お仕事や家の家事、他の趣味や人付き合い等々、人生の色んなシーンで私達はたくさんの色々な課題に取り組んでいます。

そういう課題について
「完璧にやり切った」
ことってありますか?

最後まで全力でやり切った体験はきっと何度もあるでしょう。やり切る力、その体験は私たちの大きな財産になりますから是非大切にして頂きたいものですが、その一方で
「完璧にできた」
ことはまず殆どないはずという事実も思い出してみてください(^_^;)

どんなに上手くいった体験も
「ちょっとだけまずかった」
ところがきっとあったはずです。

でも、ちょっと問題があってもちゃんと成功したはずです。




本気でよーく観察すれば、どんなに素晴らしい成果でも必ずちょっとの問題を含んでいます。そして、ちょっと問題があってもそれで良いのです。

手を抜いて良いということではありません。やれるだけやったら、問題があっても結局成功していることを認めてあげようということ。現実の場面にはそういうちょっとだけ問題があるという体験がたくさんあって、殆どの人はその体験を特に問題を抱えずに成功として受け入れて暮らしています。

ところが、これが何故か音楽になると
「ちょっとだけでも大問題」
になってしまうのです。

これも自分をいじめる思考につながりやすい発想です。音楽が好きな人は完璧を求めたくなる傾向がとても強いのですが、あらゆる演奏は人生の他の活動と同じように現実の世界・場面で起こっています。

「ちょっと問題があって良い」
ということを音楽でも認めてみましょう。

ほんの少しでも、演奏の問題を許してあげてみましょう。少しで良いのです。

そのほんの少しの許しを演奏に認めてあげると練習も演奏も驚くほどラクな気持ちで明るく臨めるようになります。

それが結局は上達しやすいマインドにもつながり、聴く人が安心して聴ける演奏にもつながるのです。

「ちょっとは問題があって良い」
という言葉、ぜひ演奏や練習で思い出してみてくださいね!!

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