吹奏楽部の指導者にまず身に付けて欲しい〇〇する技術!!


とりわけ、中学や高校の吹奏楽部で指導をしている方に是非身につけてもらい技術。それが、、

褒める技術!

です。



「褒めるより貶す方が簡単」というのはよく聞く言葉ですが、楽器演奏についてはまさしく当てはまる言葉だと思います。

音程が揃わない、音の入りが揃わない、音が外れているetc。。。

とりわけ、吹奏楽部のように楽器を演奏し始めて間も無い子供が多い環境では「問題点」に見える要素の方がよく目立ちますから指摘しやすいのです。

実際、問題点を取り上げて、そこを「改善」してあげると演奏の質は高くなりますから、これが効率的な指導に思えることもあるのですが、実は落とし穴でもあります。

まず、褒められる経験より叱られる経験が比率としてあまりに大きいとやっぱり心が折れます(苦笑)。音楽が好きな子であれば、音楽への情熱をバネに、叱られる経験も根性で乗り切れるかもしれませんが、これは敢えて言えば
「音楽を盾にしてダメ出しに耐えさせる」
ようなものです。

それこそが部活動であるというような風潮もあるようですが、いずれは音楽嫌いになる子も出てきて、これはやっぱり健全な状況とは言い難いのではないでしょうか。

もう一つ、叱られるという経験、ミスを指摘される経験というのはどうしても「恐怖からの緊張」の引き金になってしまいます。演奏に緊張感が必要と考える指導者もいるようですが、音楽的な緊張感と恐怖からの緊張感は似ているようで全く違います。

根本に恐怖があると、人間の動きはそれだけでぎこちなく不自然な動きになります。
これはアレクサンダー・テクニークの哲学です。

他にも挙げればきりがありませんが、ミスを攻撃するようなダメ出し型の指導は、効果があるようでも実際にはメリット以上にデメリットが大きいのです。

吹奏楽部の指導では、生徒の演奏に対して、「いかにして褒めるか」という想像力を磨いてみてください。長所に注目し、それを伸ばすことに集中する結果、いつのまにか短所に思えたことが克服されているというのが理想的な上達のプロセスです。

もちろん、演奏を褒めるというのは簡単ではない技術です。繰り返すようですが、褒めるより貶める方が簡単で、だからこそ、指導者である人にこの能力・技術を意識的に身につけてもらいたいと思っています。

いつもの練習、いつもの合奏で、生徒たちの演奏のどのポイントを褒めることができるか、じっくりと観察する機会を持ってみてください。褒めることを繰り返してみると必ず結果が出てきます。

褒めて褒めて褒めまくる!是非、これを実践してみてください。


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