委ねてみる

昨日の記事で「やめてみる」ということについて書きました。

不必要なことをやめる、というのは言い方を変えると「委ねる」ということでもあります。

自分の情熱が大きいほど、やりたいことが大きいほど、私たちは頑張ることをし過ぎてしまいがちです。

時には「頑張り過ぎ」ることが自分に必要なプロセスであることもありますが、いつも頑張り過ぎてしまうと、身体の本来の機能を自分のやる気が邪魔してしまいます。

自分が頑張って、結果を直接にコントロールしたくなって、結局不必要なやり過ぎで自分を邪魔してしまう現代人の傾向を、アレクサンダー氏は「End-Gaining(結果至上主義)」と呼びました。

アレクサンダー・テクニークのレッスンはこのEnd-Gainingの習慣に自分で気付いてもらい、その傾向にストップをかけること、その代わりに合理的でより「適切な手段」(means-whereby)に委ねることを学びます。

もう少し詳しく言うと、身体の本来のバランス機能を邪魔しないで、その機能(これがアレクサンダーのいうPrimary Control(初源的な調整機能)です)を信頼して、バランス機能に委ねることを体験してもらいます。

とてもシンプルなことしかしていません。けれど、大きな変化を体験する人がたくさんいます。

楽器の音色とか、歌の声色の変化は分かりやすいですね。

自分の機能を信頼する、そこに委ねることをぜひ学んでみてください。

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