努力V.S.パワー!!

ドン・ウィードという大変素晴らしいアレクサンダーの教師が、以前東京で教えてくれた時の話です。
(ドンは英国ブリストルを中心に教えている、ヨーロッパで大変に人気のある先生です。私も殆ど毎年、彼に習いに英国へ旅しています。)

日本語では努力とパワーが同じ意味で使われているみたいだが、英語では努力とパワーはまるで違う、殆ど正反対の言葉だ。
ということをドンは説明してくれました。
(本当は日本語でも、努力とパワーは違う言葉ですが、日本語を話す日本人の身体の使い方、言葉の使い方を観察して彼はそこの区別に混乱があることを見抜いたのでしょう)

「パワー」を上手く使いたいなら、身体の頑張り、すなわち「努力」は少ない方が良いのです。

多くの人が、パワーを発揮しよう!として頑張ることに力を注いでしまいますが、筋肉の緊張度を増やす一方で、むしろ発揮されるパワーには影響がなかったりします。

無駄な頑張りが少ないほど、動きの発揮するパワーは大きいのです。

音楽の例ですぐに思いつくのはフォルテシモを演奏する時ですね。

大きい音を作るのに必要なのは頑張りではなくてパワーです。けれど、殆どの人が大きな音を出そうとすればするほど身体で頑張りを作ることをしてしまいます。

必要なのはパワーのために適切な身体の使い方を身につけることです。これはアレクサンダー・テクニークのレッスンで学んでいけることですね(^_^)

やたらと「脱力しよう!」と頑張る人も多いのですが、実は同じことを裏返しただけで、上手くいきません。

本当に理解してほしいのは頑張りをゼロにすることではなくて、適切なバランスを見つけていくことです。

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