ぶっちゃけレッスンなんて要らないんじゃね?

アレクサンダーのレッスンを初めて受ける人の中には、
「本やメルマガで予め自分なりにアレクサンダーの勉強をしていたけど実際の体験は全然違った」
と言う人がいます。

そして、自分が予想していたよりずっと良いものだったと喜んでもらえたりします。教師冥利に尽きる瞬間です(笑)

当たり前と思うかもしれませんが、どれだけ本やメルマガ、ブログでアレクサンダーの勉強をしても実際のレッスンと同じような学びを得ることはできません。

しかしこれは、別にアレクサンダー・テクニークが文字や言葉では理解できないという意味ではありません。

むしろアレクサンダー本人も言うように、このレッスンの本質的な部分は全て理解できるように彼の本に残されていますから、ある面では手を使ったレッスンより文字や言葉で学ぶことの方が遥かに重要でさえあります。

それなら、やっぱり本やブログで勉強すればレッスンは要らないんじゃない?

と思う人もいるかもしません。ぶっちゃけてしまうとある意味ではその通りです(^_^;)

色々な考え方がありますが、少なくとも私自身はアレクサンダー・テクニークは教師に習わなくても自分一人で学べると考えています。

それでもレッスンを実際に受けると本やブログを読むのとはまるで違うレベルの学びが体験できますし、私自身も当然レッスンは実際に受けて欲しいと思います。

文字や言葉でも学べるけれど、それでも実際のレッスンが大切である一番の理由は
「目の前に実際に教師がいる」
ということが、このワークを学ぶ上ではとても大きなサポートになるからです。

もう少し詳しくお話ししますね。

アレクサンダーのレッスンを受け始めた初期の生徒さんが良く体験するのが
「(家では上手くいかなかった課題が)レッスンに来たらいきなり上手くできてしまった」
という体験です。

レッスンという場所が既に日常とは違いますから、そこでいつもと違う自分が現れてくれることももちろんあるのですが、より大きな要素が、冒頭にも書いたように
「目の前に実際に教師がいる」
というサポートです。

私たち人間には「ミラーニューロン」という働きが備わっています。

すごく簡単に言ってしまえば、これはある種の「ものまね細胞」です。
私たちは、自分の側や目の前にいる人を意識的か無意識かを問わずにいつの間にか「ものまね」しているのです。

「類は友を呼ぶ」とか、「似た者同士」という言葉がありますが、実際には似た者同士で集まるというだけでなく、むしろそれ以上に、一緒に過ごしている人がいつの間にか似たような発想や振る舞いをするようになるのです。

音楽家は経験的にこれを知っているかもしれません。

質の高い演奏をする楽団にしばらく参加していると、いつの間にか自分の演奏のクオリティがその楽団の水準にまで高まっていたり、良い先生のレッスンを受けていつもその音色に触れているといつの間にか自分も先生の音色を身に付けているという経験がある人もいるのではないでしょうか。

アレクサンダーのレッスンにもこれと全く同じことが当てはまります^_^

「身体全体がついてくるように頭を繊細に動かしてあげる」
ことがアレクサンダー・テクニークを使う要点ですが、レッスンでは実際に先生が「頭を繊細に動かす」ことをやり続けてくれるので、あなたが一人で頑張る以上に、「頭を繊細に動かす」ことを体験しやすくなるのです。

自分の中のものまね細胞が働いて、アレクサンダー教師というお手本を最大限に利用してくれる。

これが私の考える実際のレッスンの大きな大きなメリットです。

初めは一人でテクニークを勉強しても良いでしょう。今は日本語で読めるアレクサンダー・テクニークの良書もたくさんあります。

けれど、ある程度このテクニークの原理が理解できてきたらぜひ実際のレッスンも体験してみてくださいね!


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